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日本GP決勝

F1第17戦日本GP。



今回の日本GPは、ミハエルのタイトルが決まる可能性もあり、全ての流れはミハエルに向いていた。



ブリジストンが最高のタイヤを用意し、予選はフェラーリのワンツー。

3番手・4番手にはトヨタの2台。

トヨタは今季最高の予選グリッド!

ルノー2台は5番手・6番手。





決勝はフェラーリが逃げる展開。

トヨタの2台は早々にマユゲに抜かれてしまう。(結果としては一応ダブル入賞したが、ラルフが表彰台を狙えるレースだったのに、チームの戦略ミスで入賞にとどまった)

マユゲの狙いはもちろんミハエル。

フェリペをPITタイミングでかわし、17周目で早くも2番手に浮上。




マユゲも速かったが、ミハエルも速かった。

磐石だった。

誰もが優勝を信じて疑わなかった。





が、悲劇が起こる。

37周目、トップ走行中だったミハエルがなんとスローダウン。

白煙を上げてコース脇にマシンを止めてしまう。

フェラーリとしては2001年シーズン以来、実に5年ぶりとなる、痛恨のエンジンブロー。




札幌で中継を見ていたが、思わず天を仰いだ。

このタイミングでこのトラブルか、と。

なんという運命なのだろう、、、




マシンを止めたミハエルの脇を、マユゲが通り過ぎていった。

ミハエル以外にマユゲを止められるやつは、あの週末いなかった。

結局マユゲがその後トップチェッカー。

最後は見ていられなかった。

悔しくて。







同点だったシリーズポイントは、マユゲが10P積み126p。今季通算7勝。

ミハエルはノーポイントのため116pのまま。今季通算7勝。

これでタイトルはマユゲが逆王手する形になった。

次戦ブラジルGP(今季最終戦)で1pでも積めばタイトル確定となる。つまり8位以内に入れば2年連続のドライバーズタイトルが決まる。



ただし、計算上ではミハエルがタイトルを獲得する可能性はあるにはある。

ブラジルGPでミハエルが優勝し、マユゲがリタイアもしくは8位以下のノーポイントに終わった場合。
 →ポイントは再び同点となり、優勝回数の規定でミハエルのタイトルとなる。



が・・・


あくまで計算上の数字であって、ミハエルが優勝するのはともかく、マユゲがノーポイントに終わる可能性は極めて低い。

8位以内に入ればいい。プッシュする必要がないのでEgに負担もかからない。

他車からのクラッシュ攻撃を受けない限りリタイアもないだろう。





つまり、タイトルはこの時点でほぼ確定した。

それはミハエル自身も認め、「相手のリタイアを期待してまでチャンピオンになりたくはない」とコメントをし、事実上の敗北宣言をした。

ただし、コンストラクターズタイトルはまだフェラーリが獲れる可能性は十分にあるので、コンストラクターズタイトルを獲っての引退、というシナリオに移行したように見えた。






とメディアは書いているが、ミハエルは絶対にあきらめていない。

と思った。

そんなヤツじゃない。

勝利こそが彼の美学であり、非情な手を使ってでもタイトルを獲得してきた歴史がそれを証明している。


94年シーズン、1点差のランキング首位で迎えた最終戦。ランキング2位のデーモン・ヒルにクラッシュ攻撃を仕掛け、両者リタイア。ミハエルがタイトルを獲得した。
 →証拠がなかったため無罪。

97年シーズン、再び同じシチュエーション。1点差のランキング首位で迎えた最終戦。ランキング2位のビルヌーブに特攻を仕掛け、両者リタイア。
 →オンボード映像ではっきり「故意」と分かったため、その年の全ポイントを剥奪された。






今のフェラーリのパッケージは間違いなく今季最速。

かなりの破壊力がある。

ブリジストンが読みを間違えない限り、フェラーリの優勝は堅いだろう。

フェラーリが1・2フィニッシュ、ルノーが3・4フィニッシュ以下であればフェラーリのコンストラクターズタイトルが決まる。






問題はドライバーズタイトルなんだ。

いったいどういう展開になるのか。

想像がつかない・・・

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